レザーの種類!ブライドルレザーとコードバンどっちが良いの?
こんにちは。尻子玉です。
今回はレザーの種類、ブライドルレザーとコードバンについて書いていこうと思います。
というのもレザーにあまり興味がない人にとって違いがあまりわからない所だと思います。
財布など買う際に値段で決めてしまいがちですが、用途にあったレザーを買わないと買ってから痛い目に合う可能性もあります。
ざっくりではありますが2つのレザーの違いについて書いていこうと思います。
ブライドルレザーについて
特徴
- 牛革
- 耐久性がある
- ブルームと呼ばれる白い粉
- 経年変化が凄い
- 比較的安い
ブライドルレザーとは乗馬用に作られた牛革のことです。
乗馬用?と思うと思いますが、馬勒(馬勒)と呼ばれる部分に使われているレザーのことです。
革の中にロウを何度も何度も染み込ませることで耐久性をアップさせました。
そのためレザーの敵でもある傷、汗や水に強いレザーです。
またロウを何度も染み込ませているので、レザーの表面に白い粉のようなものが浮き出てきますが、これがブルームと呼ばれるものでブライドルレザーの特徴の一つです。
そして経年変化によってブライドルレザーは光沢感のあるレザーへと変化してくれます。
コードバンについて
特徴
- 馬革
- 革のダイヤモンドと呼ばれる
- 元からツヤ感がある
- 繊細なレザー
- 値段が高い
コードバンは馬の臀部を使用し、一頭から取れる量が少ないのでとても希少でツヤ感がとてもあります。
そのため革のダイヤモンドなんて呼ばれています。
コードバンはとても繊細なレザーで傷が出来やすく、汗や水に弱いレザーです。
使う時には少し丁寧に扱ってあげる必要があります。
またコードバンは元々ツヤ感があるので経年変化を楽しむよりかはそのツヤ感をキープしつつ馴染ませていきます。
コードバンは上手く馴染めば本当に素晴らしいレザーに変化してくれます!
大雑把に説明するとこんな感じです↓
- ブライドルレザーは逞しく力強いレザい
- コードバンは美しく繊細なレザー
北斗の拳で言うならば
と言った感じですかね(唐突の北斗の拳)
だから財布を買うときは注意が必要です!
それぞれにそれぞれの良さがあり、弱点があります。
もしレザーの財布を買いたいと思っているなら気をつけないといけません。
僕は一応こう分けて考えています。
- ブライドルレザー=二つ折り財布
- コードバン=長財布
二つ折り財布にはブライドルレザー
二つ折り財布の場合は多くの人はお尻ポケットに入れると思います。
お尻ポケットに入れると傷は出来やすいですし汗を掻いてしまう場所なので財布が汗で濡れてしまう可能性があります。
ですので比較的耐久力のあるブライドルレザーを選びます。
オススメのお店はこちら
このブログでも紹介した万双のブライドルレザーの二つ折りはこちら↓
(この写真でもわかる白い粉がブルームです)
長財布にはコードバン
逆に長財布にはコードバンをオススメします。
長財布ならカバンの中やジャケットの内側のポケットに入れると思うので傷や汗によるシミが出来にくいからです。
またコードバンはツヤ感があるので長財布だと存在感を出すことが出来ます。
それなりに長財布のコードバンは根が張りますがそれだけの価値があります。
僕はまだコードバンの長財布を持っていませんが買うならこの2店舗のどちらかだと決めています。
まとめ
ブライドルレザーとコードバンにはそれぞれ良さと特徴があります。
何も知らないで買うよりも最低限の知識を持って買うことで買ってから後悔することも少ないと思います。
自分の欲しい財布の形、財布の扱い方等を考えた上でレザーを選ぶようにしましょう!